4D サラリーマン

40歳で海外留学するサラリーマンのブログ

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日本に戻ってきて、この便利な社会の恩恵をひしひしと感じている。

 

不思議な感覚だけど、便利すぎてちょっと怖いのだ。

何も考えなくてもなんとかなるというか、思考停止を促されている気すらする。

 

そういう意味で怖いのだ。楽はいいけど、アホにはなりたくない。

 

みんなが考える社会じゃなくなると、日本がダメになる。

などど上から目線で語るつもりはもちろん、ない。

 

ただ、こういう思考停止が進んだ社会で、日本では、人よりも少し考える人。人よりも違うことを考える人。が重宝される世の中にシフトしていると感じる。

逆に言えば、人よりも少し考えるだけで抜きん出られるのだ。

 

一方で、組織はどうだろうか? 組織は常にいろいろと考えていて、他の組織を出し抜こうと必死だ。そういう意味では、思考停止は免れていると言えるかもしれない。

ただ、消費者はかわりつつある。思考停止的サービスになれた日本人に向けて考えるキャンペーンも変わるべきだし、机上で考えたマッチングビジネスアイデアは、世にだしてからしかわかないのが正直なところ。

つまり、組織で抜きん出ようとすれば、トライ&エラーのスピード感がもっとも重要と言える。

しかし、日本の組織でトライ&エラーを素早く対応できる会社なんて、なかなかない。

 

もはや、この思考停止した日本に、組織で向かう時代は終わったのかもしれない。

より思考停止を促すだけだ。

 

これからは、抜きん出た「個」が「組織」をまさる時代になると確信した。

実際、面白いことを考える人や面白いトライ&エラーを組織の中でも繰り返して来て人が組織を離れることも実感としてある。

そして、その「個」が社会を動かしていることも言わずもがなだろう。

1 > 10000 の時代はすでに来ている。