アントレプレナーと起業家とイノベーションと僕 後
起業家という言葉にある「業」それすなわち、ワザ。
ある個が持つ「ワザ」を持ってして、まだ世の中にない市場を創造するすること。
それが、何かしらのイノベーションになっているかどうかで、その市場の大きさは変わるってことなのかもしれない。
つまり、ワザを持ってして、時には自分を武器に、自分の知見を武器に市場を想像している人たちは一様に「アントレプレナー」と呼べるんじゃなかろうか。
あるコラムを拝読していて、それを強く思った。
そして、アントレプレナーって、実はそこらへんにたくさんいるってこと。
特に、twitter(日本)上に多い気がする。肌感覚だけど。
そういう周りのアントレプレナーを見つけて、フォローしてみると、自然とアントレプレナーを見つけることができる。
大企業でなくても、アントレプレナーは身近にたくさんいる。この事に気付いてから
改めて受けた講義の資料を見直すととても面白い。
最近、周りの尊敬する広告仲間が、この業界を去っていく。
みな一様にワザを持った人たち。達人なのか、どうかは判断付けられないけれど、それもすべて市場を作った後に判断されることだから、うまく行っているものはうまく行っているし、うまく行ってないのなら、そういうことだろう。
私の友人は、会社を辞める際に、どうするの?勿体無いのに。などさんざん言われたそうだ。その言葉の裏にある、安全地帯から見下ろされる感覚が辛かったとも。
今ならわかる。アントレプレナーである彼らを評価するのも、判断するのも、元同じ会社の同僚じゃない、友人でもない。その彼が作り上げた市場なのだ。
周りの人間は、そっとしておいて待つ。もしくは、自身のネットワークをフル活用してサポートする。しかない。
ただ、会社に残る人間というのは、このネットワーキングに秀でていない事が多い。
外に飛び出す人たちは、きっとそのネットワーキングを自然と、ワンちゃん猫ちゃんのマーキングのごとく、自然と行なっている。
いわゆるトップのMBA校に行く、トップランナーたちの目的は、勉学に加えて、このネットワーキングがとても大事なのだそうだ。
大企業でなくても、個人のワザを持ってして、ネットワーキングを駆使しつつ、市場を作り出す人をアントレプレナーと考えると、もう少し身近になるし。
自分ごとにもなるなーと思う。
MBA的なアントレプレナーのエクササイズは、世界中で行われているはずだけれども、もっと身近なアントレプレナーへの気づきや、アントレプレナーになるためには。という教育をもっと若い日本の人たちに伝えられるようになれば、日本における若い人たちの働き方や、イノベーションへの態度も変容するのだろうなと。
もっと、「自分がおもろかったらええねん」「世の中になかったからやってるだけやねん」くらいのアントレプレナーばかりを集めて、中高生向けの講演とかやれたら面白い。
そのためには、まず自分のネットワーキングからだなw。