4D サラリーマン

40歳で海外留学するサラリーマンのブログ

ミレニアルズの衝撃

ミレニアル世代(Millennials

 

今日のレクチャーは、Future Concept Labの代表から

コンシューマーセグメントのお話。

子供からシニアまで16個にセグメントしていて、とても興味深かった。

なぜセグメントするかというと、それぞれのコンシューマごとに趣味嗜好が異なるので、異なったアプローチが必要だろうということ。

ターゲットという言葉が死語になりつつあるので、使いにくいけれど、

まー企業が狙いたい次の消費者を考えるというところだろうか。

 

今回は、その中でも特に、ミレニアル世代にフィーチャーしたレクチャー。

 

マーケティング企業に働きながら、この言葉を聞いたことがなかった。

この言葉、欧州でマーケティングやビジネスコンサル系の相談を受ける際には、ほとんど毎回聞くと言っても過言じゃない。

 

最初に言っておくと、個人的にはあまり共感できる言葉ではなかった。

だって、広すぎるゾーンだし、何も言えてないに等しいと思えてならなかったから。

 

だけど、クライアントのブリーフのほとんどにミレニアル世代を見据えたブランディングやデザインを目指したい。と言明されているから無視するわけにはいかない。

 

学校で一緒に学ぶみんなの、ほとんどがそのミレニアル世代。

デザイン系の大学院にいても、彼ら彼女らのほとんどがミレニアル世代を正しくは認識していない。まー、アメリカで生まれた言葉でもあるみたいだし、自分が含まれる世代のことを事細かく理解している方がおかしいけれど。

 

日々のワークショップやレクチャーの中で、ミレニアル世代に関して一つだけ言えるとするならば、案外わかりやすい世代だなという感想。

ただし、それは正解じゃない。とわかっているから面倒。

デジタルに長けていて、お金の使い方や、友人とのリレーションに留意するって言われても、だいたいそうだしね。。。

 

といって、バカにしているわけではなくって

このミレニアル世代という考え方が、マーケティングサイド、つまりはビジネスプロポーザルする側からのワードなんだとすると、それに寄っかかれば楽チンであることは間違いないのだけど、クライアントも気づきつつあるんじゃないだろうか。

「なんか、狐につままれてねーか?」と。

 

つまりは、ミレニアル世代というお題があったときに、どうその球を打ち返すのか。が求められているってことなんだろうなー。

これって、全世界共通だと勝手に思っていたけれど、案外これを理解してもらうのが難しい。

 

グループワークの難しさ、リーダーシップの難しさ、いろいろ学ぶことばかりだな。英語ってところがそれをより難しく、より楽しくしてくれる。