4D サラリーマン

40歳で海外留学するサラリーマンのブログ

YesとNo / 肯定と否定 / イエスと脳

例えば、めちゃくちゃまずいモノを食べさせられたとして、

 

Don't you like it? 

 

No I don't.「うん、嫌い」

Yes! I do「いいえ、好きだよ」

 

この答え方に、僕は今だに数秒かかって間違える。

これを聞く側は、なんとなく答えを想定していることがあるから、間違えても

そこまで大きな問題にならないことが多くて助かるのだけれど。

 

たぶん、日本語に置き換えると

 

それ嫌いなの?

 

うん、嫌い「Yes, I don't」

いいえ、好きです「No, I do」

 

きっと、こうなる。だからいつもめちゃくちゃ迷う。

そして、最初の一言をチョイス間違えるだけで、相手に与える印象が180度違うのだ。

 

ある日、子供と会話している時のこと、

あまり好き嫌いのない子供が、珍しくおかずを残していたので、

「それ嫌いなの?」と聞いてみると、

嫌いだったようで、首を横に振ったのだ。

 

つまり、質問文が肯定か否定かは関係なく、「それが嫌い」というポイントに対して

彼は嫌いだから、首を横に振ったのだ。

 

子供と話していて思ったのは、

シンプルに、「そのおかずは、嫌い」だから首を横に振ったのだ。

 質問の構造なんかは気にしてもいない。

 

日本語の構造とか、英語の構造とか、肯定文とか否定文とか、

ややこしいことって、実は何も関係なくって、

嫌いだったら「首を横に振り」

好きだったら「首を縦に振り」ですべてはうまくいくようだ。

 ※肯定で首を横に振る国のことは、置いておくとしよう。

 

 どこで、このややこし頭になってしまったんだろう。。。

英語うんぬん関係なく、プリミティブなコミュニケーションでは

問題なく同じ方向を向いているように見えるのだけれど。

 

自分にとって、ネガティブなものは「No」

自分にとって、ポジティブなものは「Yes」 

 

ここを捻って、相手側に慮って答えてしまったりするところが、日本人の言語構造では美しいのかもしれないけれど、自分本位で質問には答えるべきだ。

脳みそに忠実に、シンプルに行こう。

 

そう思えた日曜日。