4D サラリーマン

40歳で海外留学するサラリーマンのブログ

信号の数は、信用の量

歩行者としても、運転者としても欧州にいる人間として、

信号の数が異様に少ないことにびっくりする。

 

ラウンドアバウトと呼ばれる、環状交差点がほとんどだ。

そこに、申し訳程度に薄れかかった横断歩道があるだけ。

 

たぶん、日本より交通事故とかは多いのかな。

ワイン一杯なら違反にならないし、そらそうだ。

 

でも、横断歩道を渡るときに、危険を感じることはほとんどない。

なぜなら、渡ろうとすると、だいたいの車は止まってくれるからだ。

子連れでいるならなおさら。

 

信号機がなかったら、渡れない。死を覚悟の上で渡るなどという某国のような事態にはならない。

 

信号機がなければ、渡る人を優先で渡らせてあげる。ただそれだけのこと。

とてもシンプルだけれど、日本でラウンドアバウトを多用したら、それこそ事故やケンカが多発するだろうなー。

 

自戒の念も込めて言うと、日本人って、車を運転している際の自己中心的さでいえば世界でもトップクラスじゃないかな。

 

だから、日本には信号がいたるところにある。それを守るための教育ももちろんあるとも言える。

 

でも、気づかなければ。

信号の数が増えれば増えるほど、安全。なのではなく、

信号を増やさなければならない、とても危ない国に住んでいるということを。